バーンパハン郡 (Amphoe Bang Pahan)
郡はもともとナコーンナイ郡と呼ばれる地域であり、バーンナーンラー運河の岸のワット・インガンラヤー周辺(現タムボン・バーンリー)に郡庁舎があった. 1897年に庁舎をロッブリー川東岸タムボン・コルーン(現タムボン・バーンパハン、ムー6) に移し、当時の舟による交通に対応した. 1906年、適正な行政区画規模にする改革が行われ、タムボン・コルーンは二つのタンボンに分割された. コルーン運河から東側地域をタムボン・バーンパハンとし、タムボン・コルーンを廃止した. さらに郡庁舎のあるタムボン・バーンパハンを郡名にし、バーンパハン郡となった. 1921年郡庁舎の老朽化したため、元の庁舎から100m北に新庁舎を建設し、旧庁舎は改修し、官舎とした.
ラーマ2世の頃にラオスのヴィエンチャンから移住してきたプワン人が居住地を作った. 彼らは村に「ガンハン」(風車、กังหัน)を設置した. その後、この「ガンハン」が「パハン」の語に崩れ、この地の名となったと言われている.